
【 低砂の入れ替え 】水槽を立ち上げて1年と少し。途中、底面濾過と上部濾過とをジョイントしたハイブリット濾過とし、上部濾過においてはウェット・アンド・ドライ方式のまま水をまわしていました。しかし、底面濾過を使うことにより、上部濾過のプレフィルターとして底面濾過は稼動しておりますが低砂にたまる塵も相当なもので低砂内に緑苔が発生してきました。プロホースで低砂内の汚れを吸い出しても簡単に吸いきる事ができず、低砂の洗浄をするしかない状況になりました。 ただ、今まで初期の水槽立ち上げ時に入っていた珊瑚砂を除去したいことも有り思い切って低砂の入れ替えをすることにしました。 2004年1月10日、家族に1週間前に断りを入れて1日時間をもらい作業に入ります。本来は他の水槽も水換え時期ですが、まず丸1日かかることを考え手はつけません。 1、低砂の選択 ソイル系は水草の根張りを考えると一番良いのでしょうが、粉々になり1〜2年、もしかしたらもっと早く確実に入れ替えをしなくてはならなくなりますので対象からはずしました。セラミック系は今まで使ってきましたが、ソイル系のように早く崩れることがありませんが水質を酸性に傾ける傾向にあります。現在、私が使っているADAのザイールは廃版となりありませんが珊瑚砂の混入により弱アルカリに傾いています。この状況の中、入れ替えて別のセラミック系の砂にするとpHの急激な降下によるペーハーショックで海老がまず死んでしまいます。セラミック系の中にはアルカリに調整されている商品もありましたが、どのみち低床濾過を使う限り低床の洗浄はこまめにすることもあり対象からはずしました。では川砂のような物はと考えると底面濾過を詰まりやすくする可能性も有り対照外としました。結局、大磯にすることとしました。 大磯は昔から低砂の定番として使われており、色もダーク系の色の為、魚も落ち着くことが知られています。難点は、使用初期は貝の混入などによりアルカリ性に傾く為、使える水草も限られてしまう点です。薬品処理やお酢でカルシウム類を除去すると中性となりますが、処理なしですと5〜6年はアルカリに傾くようです。しかし、洗浄をよくすること、色が気に入っていることから換水の回数の調整により対応できると判断し、水草の根張りを考え大磯の細目を購入することとしました。 2、レイアウトの検討 今回の低砂の入れ替えにともない、水草を含めレイアウトの変更を検討しました。現在入っている魚類は、カージナルテトラ、オトシンクルスネグロ、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビとなります。カージナルテトラをメインとしているため、アフリカをイメージしてレイアウトすることとしました。 本来は大振りのY字になった枝を持つオールドウッドがほしかったのですが良いものがなくオールドウッド2つの追加とし、水草は後景にバリスネリア・スピアリス中景にスクリュー・バリスネリア、アマゾンソード、南米ウイローモス、前景にアヌビスナナ、ピグミーチェーンサジタリア、ウィローモスとしました。 3、レイアウト変更手順 1)まず、樹脂系の衣装ケースで空いた物(キャンプで使用している)を用意し、穴が開いていないか確認をします。空いている場合は、絶縁用のビニールテープなどを使用し表裏から穴をふさぎます。 2)対照水槽から水を1/2ほど抜き衣装ケースに移動します。水槽の水の1/3は後に使用しますので汚れていない水をできるだけ抜きます。 3)水草を抜いて衣装ケースの中に移してから魚を金魚すくいの要領で移します。驚いたことに、ミナミヌマエビがむちゃくちゃ繁殖していました。南米ウイローモスがかなり育っていたこともあり隠れていたのでしょうね。この時、サーモやエアーストーンも衣装ケースにいれて水温の以上が出ないようにするようにします。 4)水槽の中から低砂を出します。水をバケツに移しては除去というように出していきます。今回は上部濾過器は掃除しません。バクテリアが急激に減少しますのでこちらは生かします。低砂を取り除き、底面濾過を取り出します。 5)水槽と底面濾過器の清掃をします。以外に汚れていますが洗剤は使ってはいけません。洗い残しがあると魚に悪影響が出てきます。スポンジや定規などを使い汚れを取ります。このとき水槽のコーキングに不具合がないか、水漏れはないか確認します。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ◇水槽の経過状況 一晩明けたけたところ、若干水が濁っていました。ヤマトヌマエビが水質の変化から放卵したこと、低床活性剤の可能性があります。亜硝酸値は試薬を切らしており確認できませんでしたがしばらく様子を見て昼過ぎに1/3の換水をすることとしました。昼過ぎに見てみると濁りは若干落ち着いておりましたが亜硝酸値が気になり1/3の換水をしました。 【 2004/1/12 】 テトラCO2オプチマットを使用しCO2添加開始。本来は発酵式のCO2添加をする のですが、気温が低く発酵率が悪い為、使用しませんでした。海老も元気に餌 を探しています。気になるのはカージナルテトラです。まだあまり食欲があり ません。餌は2振り与えました。泳ぎは安定しています。pH7.5。ウェト&ドライ用のキャップ類は取り除き上部濾過槽には付属のフロートを戻します。これにより空気の水槽内への混入は最小限となります。 【 2004/1/13 】 ヤマトヌマエビが水草を食べだしたので、餌を2振りとプレコ用のタブレット を4分割し与えました。夜、水槽を覗くとミナミヌマエビが1匹、前景に茹で上 がったような色になり死んでいました。亜硝酸値を確認すると危険値になって います。亜硝酸値の上昇か寿命なのか葉不明ですが、えびの死骸とタブレットの残りをすくい取り1/2の換水。水量はCO2の損失をできるだけ少なくする為、上部濾過の底前面に水が接触するまで入れます。 【 2004/1/14 】 水質劣化を恐れ餌はあえて与えません。亜硝酸値は特に問題なし。蛍光灯も照 度がかなり落ちている為、NISSOのPG-Uを手前に後ろ側にPG-Vを取り付けました。スクリュー・バリスネリアが溶けかかっています。低床内の栄養不足、水質の悪さ、あるいはセットアップ時、梱包を解き水に浮かべることを怠ったとからか? 【 2004/1/15 】 餌を2振りしましたが食べません。証明の点灯開始時間から給餌の時間が短い可能性がありますので早めに点灯さて10時間後に消灯とさせる様にタイマー調整をします。夜、亜硝酸値は問題なし。pHが6.5。pH値が下降し亜硝酸値が安定しだしていますのでバクテリアの動きも良いようです。有茎系のアマゾンチドメグサはがん伸びていますから水中内の栄養は問題なさそうですが、アマゾンソードやピグミーチェーンサジタリアの色が薄くなってきています。テトラクリプトをナイフで4分割しそれぞれの根本に計2錠植え込みました。これは20Lで1錠となっていましたが少ないほうが水質に影響は出ないでしょう。富栄養となり苔の発生することを恐れ、発酵式CO2を開始準備。 【 2004/1/16 】 朝、餌を2振り。餌を良く食べます。蛍光灯点灯から1時間以上たって完全に魚が目覚めてからの給餌が良いようです。発酵式CO2添加開始。昨晩pH6.5の為、さらにpHの下降が予測されます。夜、pHが6.5。亜硝酸値も問題はなさそうです。 【 2004/1/17 】 夜、pH6.0、亜硝酸値問題なしでしたが、テトラクリプトを入れているため少し苔が出ていました。1/3換水しました。 【 2004/1/19 】 夜、pH6.0 亜硝酸値が危険値です。1/3換水。ピーグミーサジタリアの黄色化とスクリュー・バリスネリアの溶けがなくなりました。 【 2004/1/22】 前景に置いたウイローモスガ成長しだしました。亜硝酸塩を大幅に吸収しだし水質も安定しています。今回、ロゼッタ系の水草を使ったため、ウイローモスと南米ウイローモスガ頼みの綱でした。ほぼ水質は安定していますので1ヵ月後大幅な水草メンテナンスと上部濾過清掃になります。 【 2004/2/13 】 低砂を入れ替え1ヶ月たちました。2/7には水草も安定してきましたので3種追加しています。右後景に植栽しましたクリプトコリネ・バランサエが購入時、地上葉のため茶色でしたがやっと半水中葉となっています。完全に水中はとなりますと濃い緑色に変わります。アマゾンチドメグサがかなり大きくなってきましたのでそろそろ手を入れなければなりません。基本的に1ヶ月たつと順調にに育つ有茎系の水草はかなり大きくなってしまいます。このアマゾンチドメグサは水上葉ですと小ぶりで濃い緑色の葉ですが、水中葉になりますと光をより多く受け取ろうと大きくなり明るい緑色にに変わります。かなり水中の養分を吸収するようですので通常ですと液肥を1敵づつ毎日与えたほうが良いのかも知れません。ウイローモス、南米ウイローモスもカットと締めなおしをしたほうがよさそうです。アヌビスナナはがんがん増えているようです。以下の写真が現状です。 ![]() ![]() ![]() 【2004年7月24日】 60cm水槽のレイアウト変更しました。写真は2004年7月31日撮影分です。 ![]() 以下がその手順です。 猛暑が続く中、ファンにより冷却をすると水が1日に7mm〜1cm蒸発し減ってしまいます。その為、翌朝浄水器の水を足します。この繰り返しで換水を怠っていました。ゴミの処理は出来ていませんし、水温が通常より高い為、水質の劣化も進みやすくなります。何も添加せず、発酵式のCO2も止まってしまっていました。1ヶ月間換水と清掃をしませんでしたが、さすがにガラス面に少し苔が見えだしました。亜硝酸値が上昇した証拠です。 まず夏休みの娘とショップにアマゾンソードとアマゾンチドメグサを購入し、流木とリシアストーンから伸びほうだいとなったウイローモスを取りだした上、悪くなった水草を除去及びトリミングをします。次に水槽のガラス面を掃除してからをプロホースを使い低砂の汚れを取り除いていきます。かなり汚れていました。この間、環境を激変させないためファンと濾過フィルターのモーターは動かしたままにします。最後に上部濾過フィルターのモーターを停めてネットを洗浄しと上部に置いてあるフィルターがかなり汚れていましたので交換します。 低砂を前面から後部に傾斜をつけてから流木をセットし購入てきた水草を植栽します。植栽する前に根及び元気がない葉はカットします。今回、アマゾンチドメグサは細かく切り分けることはせずにまとめました。アマゾンソードは通常地上葉で売られていますので2〜3ヶ月すると枯れて水中葉が伸びてきます。左流木前にある小さいアマゾンソードが低砂を大磯に変更したときに植えた物が水中葉となったものです。アマゾンソードは根より養分を吸収することと低砂をリセットしため前回は固形肥料を根本に入れましたが今回は様子を見ながらタイミングを計ります。アマゾンチドメグサは有茎草のため水中より養分を吸収しますが通常の水草多く養分を吸収することから、液肥を状況を見ながら落とした方が成長が安定します。 ファンは正面から向かって右上に設置していますが、右側は窓からの陽の光が以外と当たることとアマゾンソードがあまり強い光を必要としないことからです。 夜に発酵式CO2の準備をし、朝にセットます。夏は発酵式CO2には打って付けの季節です。エアーストーンを低砂に置いてもCO2を出すことが可能なほど圧力がかかります。冬はボンベ等で強制添加する必要がありますが、発酵式CO2のように苔の発生を押さえる効果はありません。 現状、あまりCO2を必要としない水草を入れていますのでCO2発生器をいかに冬場で保温するか、です。 最後にリシアストーンにウイローモスをテグスを使い出来るだけ薄く均等に縛りつけた上で前景に置きます。 |